木星買います Buy Jupiter (1958)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 03:51 UTC 版)
「木星買います」の記事における「木星買います Buy Jupiter (1958)」の解説
異星人が信じられない申し出をしてきた。木星を売ってほしいというのだ。その対価は、地球のエネルギー需要を満たすだけの、エネルギー・ボックスを毎年提供するという。理由を聞けば、ラムベリーの連中に秘密にしておきたいので、それは話せないという。地球側では、その異星人がラムベリーと戦争をしており、その軍事拠点として木星を必要としているのかと考えた。だが異星人はきっぱりと否定した。地球側は、その契約に同意した。木星を手に入れた異星人は、その夜側の表面に「広告サイン」を投影した。健康食品のCMだった。異星人の宇宙船は毎日7隻あまりが、太陽系のそばを通過するという。それらの船から見える惑星は、絶好の広告塔になるのだ。ラムベリーは、同じような食品を作っているライバル会社らしい。1人の男が言った。「ラムベリーの連中がこのことを聞きつけてきたときは、もっと高い対価で、輪をつけて土星を売ればいい」。
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