望遠単焦点レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 20:04 UTC 版)
望遠レンズを分類する基準は、諸説あり下記は一例である。 35mm判用の望遠単焦点レンズの分類基準 35mm判(ライカ判)で標準レンズとして作られた最長焦点距離のレンズはコニカの「ヘキサノン60mmF1.2」であり、その対角線画角は39°である。そのため、対角線画角が39°未満のレンズを「望遠レンズ」とする。 35mm判用単焦点レンズでは、60mmの次に長い焦点距離は、85mmであることが多い。そのため一般的には、85mm以上の焦点距離のレンズが35mm判の「望遠レンズ」と分類する。 以下では「中望遠レンズ」・「望遠レンズ」・「超望遠レンズ」として説明する。無論このような分類はメーカー・ユーザーによって異なり定説はない。 中望遠レンズ 焦点距離が85mmから100mmまでのレンズは、望遠レンズの特性があまり強くないので、「中望遠レンズ」と分類される。焦点距離が135mmのレンズまでを「中望遠レンズ」と分類するメーカーもある。 特に85mmから105mm程度までのレンズは、以下の人物撮影に向いた特性を持っているので、「ポートレート・レンズ」と呼ばれることがある。ある程度近距離を写す場合に遠近感が標準レンズよりも自然で、被写体と撮影者の間に適当な距離を置くことができる。 被写界深度が浅いので被写体が背景や前景から浮き上がるように写る。 また、この特性はマクロ撮影用途にも有効である。現在は、35mm判マクロレンズの焦点距離は100mm前後のものが多い。 望遠レンズ 焦点距離135〜300mm前後の焦点距離のレンズを「望遠レンズ」と分類する。この分類は、「中望遠レンズ」・「超望遠レンズ」の特性などに対して用いられる。 標準レンズと比較すると、望遠レンズの特性が顕著になる。 超望遠レンズ 焦点距離が400mm以上のレンズは、望遠レンズの特性がきわめて強くなり、「超望遠レンズ」と分類される。 なお、超望遠レンズは乗り物の撮影で利用されることが多い。(航空機撮影や鉄道、船舶、車など) つまり遠くの物を撮るのが超望遠レンズである。反射望遠レンズ 望遠域で使われる光学系に反射屈折光学系を使用したレンズ。 詳細は「反射望遠レンズ」を参照
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