最近の一般的な方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:35 UTC 版)
まず、育苗箱に稲の種・種籾(たねもみ)まき、育苗器で発芽させる。 次に、ビニールハウスに移して、ある程度まで大きく育てる。 トラクターにて、田の土を砕いて緑肥などを鋤き込む(田起こし)。 圃場に水を入れ、トラクターにてさらに細かく砕き田植えに備える(代掻き)。 育った苗を、田植機(手押し又は乗用)で、本田に移植する(田植え)。 定期的な雑草取り、農薬散布、肥料散布等を行う(専用の農業機械を使う)。 稲が実ったら稲刈りと脱穀を同時に行うコンバインで刈り取る。 通風型の乾燥機で乾燥する(水分量15%前後に仕上げるのが普通)。 籾すり機で籾すりを行う(玄米)。 精米機にかける(白米)。 上記方法が標準方法というわけではない。その中でも栽培に関しては、さまざまな方法がみられる。特に、1,2で述べられている育苗の方法は、地域や播種時期、品種、農家の育苗思想・主義などからきわめて多様である。 稲作には従来より除草剤を使用してきた。近年[いつ?]の無農薬栽培法では除草剤を使用しないことがあるので、ノビエなどイネ科の雑草を手作業で除草しなくてはならなくなることがある。
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