田起こしとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 田起こしの意味・解説 

た‐おこし【田起(こ)し】

読み方:たおこし

収穫後や稲を植える前の乾いた田の土を掘り起こし細かく砕く作業田打ち


田打ち

(田起こし から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/28 08:56 UTC 版)

田打ち(たうち)とは、トラクター田んぼを掘る作業である。地方によっては田起こしなどと言い方が異なる。

昔は、を使ってしていたが、現在ではトラクターで行っている。

三嶋大社のお田打ち

静岡県三嶋大社で行われる「お田打ち」(田遊びとも)と呼ばれる豊作を祈願して行われる田楽がある。これは平安時代より伝わる行事で、黒い面をつけた婿の役と、白い仮面をつけた舅の役が演目を行う。

その他、種まきや鳥追い、苗代選びなどの昔の稲作において実際に行われていた行事を再現し、稲作という作業をより信仰的なものとした演目が行われる。こうした演目は、神々の魂が宿っていると信じられた稲の力強い生命力を取り込み、次代へ受け継いでいこうとする祈りが込められたものである。室町時代に入り正式に田楽の形式をとった。この行事は静岡県の無形文化財に指定されている。

外部リンク

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「田起こし」の関連用語

田起こしのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



田起こしのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの田打ち (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS