最初期のハングルタイプライター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 03:42 UTC 版)
「ハングルタイプライター」の記事における「最初期のハングルタイプライター」の解説
タイプライターでハングルを印字する装置は、1914年に在米韓国人の李元翼(イ・ウォニク/이원익)が英文タイプライターにハングル活字を取り付けたものが最初とされている。 その後1929年頃に、在米中の宋基周(ソン・ギジュ/송기주)がアンダーウッド社(英語版)の携帯タイプライターを改造し、4ボル式(「ボル」については後述)・縦書き用のタイプライターを作った(1934年に朝鮮で公開された)。宋基周の4ボル式タイプライターは取扱説明書とともに現存しており(国立ハングル博物館(朝鮮語版)所蔵)、韓国に現存する最古のハングルタイプライターとして、国家登録文化財第771号に登録されている。 ただし、アメリカ在住者が英文タイプライターを改造した初期のハングルタイプライターは、朝鮮で一般的に普及するものではなかった。
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