最初の科学技術計算機 (701)
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「IBM 700/7000 series」の記事における「最初の科学技術計算機 (701)」の解説
詳細は「IBM 701」を参照 IBMポキプシー 研究所での開発中は「防衛計算機」(Defense Calculator)として知られていたが、1953年4月7日にこのマシンはIBM 701電子データ処理マシン (IBM 701 Electronic Data Processing Machine) として正式に発表された。 データ形式 数値の幅は36ビットまたは18ビットで、固定小数点のみである。 固定小数点数は、二進の符号/絶対値形式で格納される。 命令形式 命令は18ビット長のシングルアドレスである。 符号(1ビット) - ワード全体(-)またはハーフワード(+)オペランドアドレス オペコード(5ビット) - 32命令 アドレス(12ビット) - 4096ハーフワードアドレス メモリを2048ワードから4096ワードに拡張するために、アドレスフィールドの最上位ビットを使用してバンクを選択する33番目の命令が追加された。(この命令は、元々アドレスフィールドを無視していたため、未使用のビットを持つ唯一の命令であると思われる「No OP」命令を使用して作成された可能性があるが、この新しい命令の説明書は現在入手できない)。レジスタプロセッサレジスタは以下のように構成されていた。 AC - 38ビットアキュムレータ MQ - 36ビット乗数/商 メモリ 2,048または4,096 - 6ビット文字の36ビットバイナリワード
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