最初の砕氷船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 04:57 UTC 版)
通常の船は水面が厚く凍結すると航行できなくなる。北方の港では厳冬期に出入港の障害になることがあるほか(不凍港を除く)、北極海探検では海氷により前進を諦めたり、身動きがとれなくなって遭難したりする例もあった(フランクリン遠征など)。 1864年にロシア帝国のフィンランド湾内のクロンシュタット港で建造された水先案内兼曳航船が砕氷型の船首を備えており、蒸気機関で航行する世界初の砕氷船である。その後、実際に使用できる砕氷船として建造された船は、1871年、ドイツのハンブルクで造られた「アイスブレッヒャー1」(Eisbrecher I:ドイツ語で「砕氷船」、船長40.5m、592PS)である。
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