曽谷氏を推す日通とは…
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「日進 (身延3世)」の記事における「曽谷氏を推す日通とは…」の解説
境持院日通は、日蓮の本弟子で六老僧の筆頭・日昭が開山した静岡県三島市の経王山妙法華寺(玉沢妙法華寺とも称す)の33世である。元禄15年(1702年)下総郡香取郡に生まれ、安永5年(1776年)に没した。日通は日蓮及び門下檀越の史伝に通じ、その著書は幅広い引用から詳細な考証を行ったものとされる。しかし一方で従来の所伝と異なる部分もある事から批判もあり、典拠の資料に乏しい箇所がみられるとの指摘もある。 日通著述の「祖書目録」は日蓮の書を年代順に構成し直した最初のものである。また「祖書証義論」は日蓮の遺文を直接の資料として初めて記述された伝記で、日蓮や弟子及び法孫の事を年代順に構成し解説している。他の著述に「玉沢手鑑草稿」「本化血脈図解」「本述弁証論」等がある。
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