書籍としての公認野球規則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 03:08 UTC 版)
「公認野球規則」の記事における「書籍としての公認野球規則」の解説
書籍としての「公認野球規則」は2006年より一般向けに1冊1000円(税別)で市販されているが、それまでは長く関係者のみに配布される非売品であった。 1990年代までは規則書執筆に当たった鈴木美嶺などが「公認野球規則を解説した」書籍がベースボール・マガジンなどから出版されていた。また「公認野球規則」そのものは、毎年2月に週刊ベースボールなどの野球雑誌に「関係者向けに実費頒布」する広告が掲載され、郵便振替の振込先に送料を含んだ総額を送金することで入手する方法が主であった。ただし、専用の用紙は添付されていなかった。2005年版は1冊750円でベースボール・マガジン社より頒布された。また、市販化開始前でも、大都市圏の一部大手書店などには、一時期置かれていたこともあった。この当時の装丁は、市販化以降のものよりもシンプルなものであった。毎年冊子の色が変更されていた為、収集するファンもいた。 市販化開始に踏み切る2006年、日本野球機構が公式サイト上で市販化開始について野球の発展普及を目的としたと理由を述べている。その上で、ファンから市販化開始への熱望や購入方法を尋ねる意見も多かったとしている。 書籍としての公認野球規則の版権は日本プロフェッショナル野球組織、日本野球連盟、日本学生野球協会、全日本大学野球連盟、日本高等学校野球連盟、全日本軟式野球連盟の各団体に属するものとされている。
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