景観破壊問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:08 UTC 版)
東京都による眺望保全対象建築物にも指定されている聖徳記念絵画館であるが、その後方に建設が計画されている大型超高層ビルによって、イチョウ並木から絵画館を望む現在の美観が損なわれることが問題になった[出典無効]。 問題となったのは住友不動産が区内大久保3丁目で計画を進めている地上45階建て、高さ160mのタワーマンションなど三棟の大型建築物。これら超高層ビル三棟は2013年(平成25年)の完成が予定されており、これらが完成すると、ビルはイチョウ並木から望む絵画館の円形ドームの上部と左後方に大きくはみ出す形で出現することになる[リンク切れ]。 東京都では歴史的建築物の眺望を保護するため2007年(平成19年)に施行した景観計画で、絵画館を含む東京都心4カ所について、後方2kmまでの景観誘導区域では対象建築物より高く見える建物を建てないよう制限しているものの[リンク切れ]、今回の計画地までは2km以上の距離があるため、これによる規制対象にはならなかった[リンク切れ]。
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