時間経過の歪みと矛盾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:27 UTC 版)
「ケータイ刑事 銭形シリーズ」の記事における「時間経過の歪みと矛盾」の解説
ドラマ公式サイトなどによる登場人物のプロフィールと実際の時間経過には、歪みが生じている。 『銭形愛』放送時、公式サイトには各登場人物の生年月日が記されていた。しかし、『銭形舞』以降では年齢のみになり、生年月日の設定は無くなっている。ただし、愛と舞のプロフィールを比べると、現実世界での時間経過(『銭形愛』の1年後に『銭形舞』は放送された)と同様に、各登場人物は1歳ずつ歳をとっている。しかし、これ以降では放送時期とは関係なく、年齢の設定は固定されており、『銭形舞』から『銭形泪』、『銭形零』となっても年齢は変化していない。さらに、五代など一部の登場人物に関しては年齢の設定そのものがなくなってしまっている。これは、おそらく実際の時間経過と同様に歳をとってしまうと設定に矛盾が生じてしまうことの回避策と思われる。 例えば、『銭形愛』放送時、愛は17歳であり、この時点で泪は16歳、舞は15歳でなければおかしい。その1年後に放送された『銭形舞』の時点では、泪は17歳、舞は16歳となる。そして、『銭形泪』の1stシリーズから2ndシリーズへ変わる時期、現実世界では年度が変わって、泪は途中で学年が上がってしまうことになる。しかし、実際には『銭形泪』放送時、泪は1stシリーズ、2ndシリーズ通して高校2年生の設定であり、年齢も17歳の設定である。なお、『THE MOVIE』では、泪が高校3年、舞が高校2年、零が中学2年であることが判明した。 ちなみに、多摩川ドイルは年を取らないという設定であり、『銭形愛』放送時10歳だったが『銭形舞』、『銭形零』、『銭形雷』放送時も10歳である。 トリックにも矛盾がある。例を挙げると、部屋の内側から鍵が閉まっていて中に入れない状況であっても、部屋の中の被害者の死体の画像が入電ボイスとともに送られてくる、などがある。
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