映画出演での黄金期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 05:19 UTC 版)
「森雅之 (俳優)」の記事における「映画出演での黄金期」の解説
当初、映画出演に消極的だったが、1942年、31歳のとき、文学座が提携出演した東宝作品『母の地図』で映画デビューを果たす。1947年、松竹映画『安城家の舞踏会』の没落華族の長男役で注目される。これがきっかけとなって本格的に映画界に進出し、この頃から森にとっての映画黄金期に突入する。1950年代を中心に溝口健二監督作『雨月物語』や黒澤明監督作『羅生門』、成瀬巳喜男監督作『浮雲』などの作品で知的でニヒルな二枚目を演じ、演技派のトップスターとして活躍した。また、出演映画が米国アカデミー賞と世界3大映画祭(カンヌ・ヴェネツィア・ベルリン)のすべてで受賞しており、4冠を達成している(下記参照)。 1956年、芸術祭奨励賞受賞作『勝利者』でテレビに初出演し、以降はテレビドラマにも活躍の場を広げた。
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