映画や朝ドラの舞台に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:47 UTC 版)
「新世界 (大阪)」の記事における「映画や朝ドラの舞台に」の解説
1989年(平成元年)、新世界を舞台にした阪本順治監督のデビュー作「どついたるねん」が公開。後に続く「王手」(1991年公開)、「ビリケン」(1996年公開)とともに「新世界三部作」と称され、忘れられた歓楽街だった新世界が再評価されるきっかけとなった。1996年には、NHKの連続テレビ小説「ふたりっ子」の舞台にもなった。 これら映画やテレビドラマの影響で、次第に全国ネットの旅番組やバラエティ番組で紹介されることも増え、日本全国に新世界が知られるようになっていく。その結果、週末になると新世界には数多くの観光客が詰め掛け、通天閣やビリケン像などをバックに写真を撮ったり、スマートボールに興じている姿を見受けられるようになった。 1980年代までは映画館、2000年代前半まではパチンコ店、ゲームセンター、成人向け店舗が目立った通天閣南本通りや公園本通りには、2000年代後半から串カツ店などの飲食店が立ち並ぶようになり、派手な外観の店舗前では客の呼び込みが行われ、かつての寂れた歓楽街の面影は見られなくなった。
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