映像録画用ハードディスク・レコーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 22:12 UTC 版)
「ハードディスク・レコーダー」の記事における「映像録画用ハードディスク・レコーダー」の解説
当節では録画用のハードディスクレコーダーについて解説する。 概説 映像のデータをハードディスク(HDD)に記録する、デジタルビデオ装置の一種である。近年のたいていのハードディスクレコーダーは本体に放送を受信するためのチューナーとハードディスクを内蔵している。外付けのHDDを何台も増設できる機種も増えている。一部にはチューナーとハードディスクは別になっているタイプもある。補助的にDVDプレーヤー/レコーダーやブルーレイプレーヤー/レコーダーの機能も備えている機種も多い。 あまり抽象的に一般論を説明しても、かえって理解しづらいし、やや特殊なタイプもあることが理解できなくなるので、理解を助けるために具体的な製品をまず挙げておくと、近年(2020年や2021年)で言うと、以下のメーカーの以下のようなシリーズがある。価格コムやアマゾンや楽天などで「ハードディスクレコーダー」とキーワード入力すると、こうした製品群が表示される。しかも通常はこの映像記録用のハードディスクレコーダー群が真っ先に表示される(録音用のハードディスクレコーダーよりも前に表示される)。 パナソニックのディーガ(Diga)シリーズ (の中の、製品番号 DMR-xxxx など) 東芝のレグザ(Regza)シリーズの中の「タイムシフトマシン」 (製品番号 DBR-xxxxなど)(やD-xxxxなど) シャープのアクオス(AQUOS)シリーズ(の中の、製品番号 2B-Cxxxxなど) SONYの 製品番号 BDZ-xxxxなど アイ・オー・データのREC-ONシリーズ バッファローの DVR-1C SONYのnasne(ナスネ。ハードディスクレコーダー機能を含んだネットワークストレージ。デジタルチューナーとハードディスクを内蔵し、ネットワークを介して、ソニーのPCやプレステなどから録画番組の視聴を可能にする装置) ケーブルテレビのリース用チューナーであるセットトップボックスにおいても、外付け用のハードディスクで録画、それをさらにLANケーブルに接続して市販品のブルーレイレコーダーでダビングできる機種もある。 (やや特殊であるが)ガラポン株式会社の「ガラポンTV」シリーズ(ワンセグの全チャンネルを 24時間 × 2週間分、もれなく録画しつづける装置(一番古いデータを新しいデータで上書きして、データを回転させるように録画しつづける装置)。つまり過去2週間分のワンセグ番組についてすべて視聴可能になる装置で、個々の番組の録画予約も不要。そして録画された番組はスマホを使ってどこからでも視聴可能。高画質視聴はできないが、ワンセグつまり地デジ番組コンテンツを2週間分さかのぼれ、うっかり見逃しが無くなる装置)
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