映像化作品について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:10 UTC 版)
「スティーヴン・キング」の記事における「映像化作品について」の解説
テレビドラマ化された作品も多く、『ローズ・レッド』(2002年〜2003年)、『デッド・ゾーン』(2002年〜2007年)、『ヘイヴン-謎の潜む町-』(2010年〜2015年)、『アンダー・ザ・ドーム』(2013年〜2015年)などがヒット作として知られている。監督した映画4作のうち3作がキング原作というフランク・ダラボン作品をはじめ、トビー・フーパー、ロブ・ライナー、ミック・ギャリスも複数作を監督している。 スタンリー・キューブリック監督が映画化した『シャイニング』が気に入らず、自らテレビドラマ『シャイニング』(1997年)を監修した。キューブリック監督の映画を「空っぽのキャデラック」と酷評しているが、著名な監督が自らの作品を映画化することは光栄に思っていたようである(当時、映画版『シャイニング』は、原作のストーリー性を求める向きも強かったためラジー賞にノミネートされるなど、酷評が多かった)。 そのほかキングが製作総指揮をとった映像作品としては、ラース・フォン・トリアー原作のテレビドラマをリメイクした『スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル』がある。原作の舞台をメイン州に移し、キングによる脚本をもとにリメイク作品が製作されたもので、原作に比べ大幅に改変が加えられた作品となっている。 自ら携わった映像作品に出演することもあり、『地獄のデビル・トラック』、『ペット・セメタリー』など多くは端役やカメオ出演であるが、オムニバス映画『クリープショー』第2話の「ジョディ・ベリルの孤独な死」では主役を演じている。 短編小説の映画化権を、学生や駆け出しの映画製作者に彼らを応援する目的で1ドルで売っている。これをダラー・ベイビー(ダラー・ディール)と呼び、上記『ショーシャンクの空に』以来、複数作でキング原作の映画の監督を努めたフランク・ダラボンも、元は学生時代に『312号室の女』を短編映画化し、彼の知遇を得ていた。
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