みょうばん‐せき〔ミヤウバン‐〕【明×礬石】
明礬石(Alunite)

Tolfa,Rome Province,Latium,Italy
KAl3(SO4)2(OH)6 標本の幅約5cm
淡い赤褐色をした明礬石の塊です。
明礬石は日本など各地で産出しますが、この産地で発見された鉱物です。
明礬石(Alunite)


兵庫県朝来郡生野町栃原 栃原鉱山
KAl3(SO4)2(OH)6 標本の幅約4cm、画像の幅約3.5mm
淡い紅色をした明礬石の塊です。
小さな空隙には微細な明礬石の結晶を観察することができます。
明礬石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 00:48 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動明礬石 | |
---|---|
分類 | 硫酸塩鉱物 |
化学式 | KAl3(SO4)2(OH)6 |
結晶系 | 三方晶系 |
へき開 | 一方向に明瞭 |
モース硬度 | 4 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 白色、ピンク |
条痕 | 白色 |
比重 | 2.8 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
明礬石(みょうばんせき、Alunite[1])は明礬石スーパーグループの明礬石グループに属する硫酸塩鉱物の一種。鉱物学および鉱業法の両方で「鉱物」(同じ言葉であるが意味は異なる[要追加記述])として扱われている。
化学組成はKAl3(SO4)2(OH)6。カリウムをナトリウムで置換したものがソーダ明礬石、アルミニウムを鉄で置換したものが鉄明礬石。
明礬石グループ
脚注
参考文献
![]() |
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2013年2月)
|
- 文部省 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。
- 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
- 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
関連項目
外部リンク
- Alunite(mindat.org)
- Alunite Mineral Data(webmineral.com)
- Aluniteグループ(地球資源論研究室)
「明礬石」の例文・使い方・用例・文例
- 明礬石という鉱物
固有名詞の分類
- 明礬石のページへのリンク