後方互換性
別名:後方互換,バックワード・コンパチビリティ,旧製品との互換性
【英】backward compatibility
後方互換性とは、互換性(コンパチビリティ)の区分のうち、より新しい製品が既存の(古い)製品を扱うことができることを特に示す区分である。
後方互換性は、言い換えれば、旧製品に対して互換性を持っている新製品の性質である。例えば、CDが再生できるDVDドライブは、CDの規格に対して後方互換性がある。CDもDVDも再生できるブルーレイドライブは、CDおよびDVDの規格に対して後方互換性を持つことになる。オフィススイートの新バージョンは基本的に旧バージョンで作成した文書を問題なく扱うことができるよう設計されており、これも後方互換性の確保と形容することができる。
後方互換性は新製品を話題の中心に置いた表現であるが、これとは逆に旧製品を話題の中心に据えて「より新しい製品でも扱える」ことを述べる場合は「前方互換性」と表現される。
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