旧渋沢邸「中の家」(なかんち)
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1895年(明治28年)に渋沢栄一の妹・貞と義弟・市郎の夫妻により、栄一の生誕地に建てられた建物である。栄一が帰郷した際に宿泊したと言われている部屋も残っている。先代の建物は養蚕の拡大のため1887年(明治20年)頃建て建て替えられたが、1892年(明治25年)の火事で焼失している。1983年(昭和58年)までは渋沢一族の建物であったが、その後「学校法人渋沢国際学園」として使用された。2000年(平成12年)には深谷市に帰属した。栄一がしばしば立ち寄った場所の中で、数少ない現存する場所である。また、施設内には栄一が80歳の頃の姿をイメージし制作した和装姿のアンドロイドがプレ公開されており、2023年の4月以降に正式公開される予定である。「中の家」は市指定史跡であり、「渋沢栄一生地」として県指定旧跡にも指定されている。 所在地:深谷市血洗島247-1 営業時間:9:00 - 17:00 年末年始以外無休 アクセスJR深谷駅北口から車で約17分 関越自動車道花園ICから車で約29分
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