日高山脈襟裳国定公園
日高山脈は、北海道の中央部を南北に走る非火山性の大山脈である。幌尻(ほろしり)岳(2,052m)を最高峰とし、稜線にはペテガリ岳(1,736m)など、端正な三角形の山々が連なる。各所に見事なカールを擁し、特に幌尻岳の七つ沼カールはお花畑に飾られ、山上の楽園といわれる。山頂部は豊かな高山植物に、中腹以下は深い森林に覆われ、ヒグマやエゾシカなどの大型哺乳類が多くナキウサギも生息している。
登山利用中心の公園だが、山麓の歩行距離が長く、山小屋もごく少ないため、中・上級者向きである。
日高山脈が海に落ちるところが襟裳岬。海食崖や岩礁の連なりが豪壮な景観をつくっている。アポイ岳(811m)は蛇紋岩山地で、希少植物の宝庫。
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