日根神社とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 寺社仏閣 > 神社 > 日根神社の意味・解説 

日根神社

読み方:ヒネジンジャ(hinejinja)

別名 大井関明神

教団 神社本庁

所在 大阪府泉佐野市

祭神 〓〓草葺不合尊 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

日根神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 05:35 UTC 版)

日根神社

拝殿
所在地 大阪府泉佐野市日根野631-1
位置 北緯34度22分25.61秒 東経135度20分36.89秒 / 北緯34.3737806度 東経135.3435806度 / 34.3737806; 135.3435806
主祭神 鸕鷀草葺不合尊
玉依姫尊
社格 式内社(小)
和泉国五宮
府社
創建 不詳
別名 大井関明神、大井堰神社
例祭 5月8日(渡御神事)
テンプレートを表示

日根神社(ひねじんじゃ)は、大阪府泉佐野市日根野にある神社和泉国日根郡式内社で、和泉国五宮。御旅所が同市長滝熊野街道紀州街道和歌山貝塚線)沿いにある。

歴史

創建の時期は明らかではないが、社伝によると神倭伊波礼毘古命による東征の際、命が河内から大和に入る時に長髄彦と戦い、敗れた。その際に野原が広がる当地まで退却した命はここで「日」(天)の神である天照大御神と「根」(黄泉)の神である須佐之男命を祀った所、戦に勝って大和を平定した。それによりこの地を「日根野」と名付け、社名は日根神社とされたとする。

霊亀2年(716年)に制定された和泉五社のうちに数えられており、延喜式内社日根郡十座のうちに列せられていることから、1200年以上前であると考えられる。天武天皇2年(673年)には境内に隣接して神宮寺の無辺光院(現・慈眼院)が建立されている。

聖武天皇の御代、天平14年(742年)の大旱魃の際には500石を朝廷から賜っている。

日根神社本殿(桃山時代入母屋造

天正年間(1573年 - 1593年)に兵火によって焼失し、天正13年(1585年)には羽柴秀吉により社領が没収されたが、慶長7年(1602年)には豊臣秀頼によって社殿が再建されている。

明治時代になると神仏分離により隣接している無辺光院と分離し、1873年(明治6年)には郷社定則により郷社に指定され、1924年大正13年)には府社に昇格した。本殿は1972年昭和47年)3月31日に府指定有形文化財(建第20号)に指定されている。大井関自然公園が隣接している。

祭神

境内

比賣神社
  • 本殿(大阪府指定有形文化財) - 慶長7年(1602年)に豊臣秀頼によって再建。
  • 拝殿 - 慶長7年(1602年)に豊臣秀頼によって再建。
  • 神門
  • 社務所 - もとは無辺光院(現・慈眼院)の塔頭・下之坊。
  • 比賣神社(大阪府指定有形文化財) - 祭神:大日靈貴尊素盞嗚命。式内社。清和天皇貞観元年(859年)に官社に列格した。
  • 丹生神社(野々宮) - 祭神:丹生都比売大神(稚日女尊)、丹生高野御子大神(狩場明神)。歓請は聖武天皇の天平30年とされる。本社は和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野にある元官幣大社丹生都毘売神社(天野大社)。祭礼は10月10日に行われる。
  • 恵毘須宮(丹生神社末社) - 祭神:事代主尊(恵毘須宮)。由緒は、不詳であるが、天保11年遷宮以降恵毘須宮を改称、明治41年現在地に丹生神社へ三神合祀される、とある。
  • 岡前神社
  • 御旅所

祭礼

  • まくら祭(5月5日)

文化財

国指定史跡

大阪府指定有形文化財

  • 本殿
  • 比賣神社社殿

大阪市指定無形民俗文化財

  • 日根神社まくらまつり(日根神社まくらまつり保存会)

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日根神社」の関連用語

日根神社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日根神社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日根神社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS