日本ACLS協会が提供する心肺蘇生教育プログラムとは? わかりやすく解説

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日本ACLS協会が提供する心肺蘇生教育プログラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 10:18 UTC 版)

日本ACLS協会」の記事における「日本ACLS協会が提供する心肺蘇生教育プログラム」の解説

日本ACLS協会は、アメリカ母体をおく学術団体であるAmerican Heart Association (AHAアメリカ心臓協会)との契約により、アメリカ心臓協会開発した心肺蘇生教育プログラム日本国内提供している。 日本ACLS協会含めAHA提携組織国際トレーニングセンター)が開催するAHAコース修了すると、AHA公認修了カード発行され、これはアメリカはじめとする世界各国通用する技術認定として評価されるアメリカ国内では、医療職をはじめとし、労働法によりこうした心肺蘇生技術認定カード持っていないと就けない職業多く存在し、その法的な用件のっとりいくつもコース設定なされている。 数あるAHA公式コースの中から、日本ACLS協会では次のコース定期開催している。 1.ハートセイバーAED (Heartsaver AED)医療従事者ではないが、職業上、必要とあれば蘇生行為を行うことが求められる人向けのコース日本では市民向けと説明されることがあるが、正確ではない。 2.BLSヘルスケアプロバイダー (BLS for Healthcare Provider)主に医療従事者想定した高度な心肺蘇生法を学ぶコース二人で行う心肺蘇生法バッグバルブマスク使った人工呼吸法などを含む。受講のための資格制限等はない。 しばしばヘルスケアプロバイダーという言葉医療従事者翻訳することで誤解生んできたが、ヘルスケアプロバイダーとは医療有資格者のみを指す言葉ではない。ライフセイバー山岳救助隊員、救護所ボランティアなどもヘルスケアプロバイダーと言えるだろう。 立場上、高度な心肺蘇生技術身につける必要性感じ市民もしくは興味がある人は誰でも受講できる。 3.ACLSプロバイダー (ACLS Provider)日本語では、二次救命処置提供者訳される。ハートセイバーAEDとヘルスケアプロバイダーコースは、主に現場で行われる一次救命処置プログラムであるが、ACLSプロバイダーコースでは、病院内行われる医療処置伴った高度な心肺蘇生法を学ぶ。薬剤投与気管挿管AED以外の手動式除細動器によるより効果的な電気ショック法などをトレーニングしていく。近年循環器専門医認定を取るためには、AHAACLSプロバイダー資格必須となった。 4.PALSプロバイダー (PALS Provider)日本語では、小児二次救命処置提供者訳されるPALSプロバイダーコースでは、病院内行われる小児対す医療処置伴った高度な心肺蘇生法を学ぶ。薬剤投与気管挿管AED以外の手動式除細動器によるより効果的な電気ショック法などをトレーニングしていく。近年小児科学専門医単位として認定されるようになった

※この「日本ACLS協会が提供する心肺蘇生教育プログラム」の解説は、「日本ACLS協会」の解説の一部です。
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