日本統治時代のハングル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 12:14 UTC 版)
日本統治時代になると両班層のハングル蔑視権力が一掃されたため、ハングルは積極的に教育に用いられるようになる。ハングルは朝鮮半島における平仮名として引き続き用いられたが、太平洋戦争が始まると皇民化政策で朝鮮語のみの教育は廃止され「街中でも家庭でも国語(※日本語のこと)を常用しない学生がいるときは、学校当局と連絡を取って厳重に処罰」といった日本語普及方針がとられた。ハングルについては、太平洋戦争中も引き続き朝鮮半島において官民で漢字混じり文で用いられたが、漸次的に平仮名・片仮名利用で縮小していくようにする方針を決めていた。
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