日本愛妻会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 20:28 UTC 版)
「妻をいたわり、か弱き女性に豊かな愛情を差し伸べる」こと目的として、横浜商工会議所の議員が中心となり、1952年(昭和27年)11月20日に設立。主要な新聞でも設立が報じられた。新婚当時を思い起こさせるため、結婚式・新婚旅行の再演、公開キスなども行われた。設立時から全国展開を目論んでいたが、続く団体は現れなかった。1960年(昭和35年)11月25日に横浜市長公舎で開催された9周年ガーデンパーティ以降の活動については記録が残されておらず、自然消滅したものとみられる。横浜商工会議所会頭・神奈川県議会議員・横浜市議会議員・新聞記者や、横浜を代表する実業家・作家・俳人・画家・写真家などが参加し、横浜の政財界・文化人のサロンとしても機能した。このサロンは、のちに横浜ペンクラブの再結成や横浜文芸懇話会・横浜開港記念みなと祭 国際仮装行列などの文化活動にも発展した。
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