日本国外のおでん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 05:01 UTC 版)
日本独自の食べ物であるが、日本統治時代に台湾や朝鮮半島に広まった。 中華圏では、「黑輪」(主に台湾。台湾語で発音すれば「オーレン」。)、「熬点」(主に中国大陸/「Aódiǎn」と発音し、煮込んだ(熬)点心(点)の意。)、「關東煮」(中華圏全体)などの表記で広く売られており、日系コンビニチェーンなどを中心に、日本風(日式)をアピールするために「関東煮」と新字体の表記も確認できる。中華圏のコンビニエンスストアや屋台では、串に刺し、使い捨てのコップに入れ、箸を使わずに食べるスタイルで売られていることが多い。 韓国でも戦前の日本で一般的であった串おでんの形式が継承されているが、具材は練り物中心となり、「オデン」という言葉自体が魚肉練り製品を意味する単語として定着している。薄い揚げかまぼこを折り畳んで串に刺すスタイルが代表的である。 タイと台湾の日系コンビニエンスストアでもほぼ日本と同じスタイルでおでんが多く売られている。
※この「日本国外のおでん」の解説は、「おでん」の解説の一部です。
「日本国外のおでん」を含む「おでん」の記事については、「おでん」の概要を参照ください。
- 日本国外のおでんのページへのリンク