日本人の着用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 13:38 UTC 版)
日本人で初めてオーダーメイドのソコル宇宙服を製作したのは、元TBSで宇宙特派員のソユーズTM-11号クルー秋山豊寛とサブクルー菊地涼子である。 1990年1月23日、秋山豊寛はロシアにあるNPP ズヴェズダの工場で、ソコル宇宙服とソユーズ宇宙船シートの型をとった。菊地涼子によると、「ソコル宇宙服はソユーズ宇宙船のシートに座るために作られた服で、歩くためのものではない。シートの型をとるときは、小さなバスタブのような容器に入り、石膏をドボドボと流し入れた」そうである。 菊地涼子は当時、身長156cm、体重53kgであり、ソビエト連邦史上最小のソコル宇宙服が完成し、宇宙服の最小記録を更新した。 なお、秋山豊寛が着用したソコル宇宙服は、現在、TBSが所有している。また、菊地涼子のソコル宇宙服の胴部はアメリカの実業家が所有しており、グローブのみ菊地が所有している。 その他にオーダーメイドのソコル宇宙服を製作した日本人は、榎本大輔、野口聡一、古川聡、星出彰彦、若田光一、油井亀美也、高松聡、大西卓哉、金井宣茂、前澤友作などがいる。
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