日本の調査結果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:19 UTC 版)
日本では、健康に悪影響を与える側面もあるという調査結果が出ている。 日本の国立がん研究センターが4万3000人を追跡した大規模調査では、乳製品の摂取が前立腺癌のリスクを上げることを示し、カルシウムや飽和脂肪酸の摂取が前立腺癌のリスクをやや上げることを示した。乳製品を頻繁に摂取する人は、最も摂取しない人より1.5 - 1.6倍前立腺癌のリスクが高いとされている。 日本臨床栄養協会理事で名古屋経済大学准教授でもある早川麻理子によれば、無添加・無加熱の乳製品でなければ健康に対して無意味であるか、健康に悪影響を与える可能性が高いという。理由として、加熱により栄養素が破壊される、添加物により肥満・糖尿病やカルシウム欠乏症のリスクが上昇することが挙げられている。
※この「日本の調査結果」の解説は、「乳製品」の解説の一部です。
「日本の調査結果」を含む「乳製品」の記事については、「乳製品」の概要を参照ください。
- 日本の調査結果のページへのリンク