日本の海水浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 22:52 UTC 版)
夏ともなると、家族連れやグループがやってきて、海の家と呼ばれる、軽食等の提供、海水浴用品のレンタル、一時休憩所を兼ねる店が開かれることが多い。海の安全が確認でき、初めて遊泳が解禁される日を「海開き」と呼ぶ。現在では単に海水浴だけではなく、大きな海水浴場では各種のイベント等が行われることがある。 安全な海水浴を行なうために、地元自治体や商店街等が、砂浜の整備(ゴミ拾いなど)を行なったり、安全に遊泳を行なうための区域を整理したり、監視員を配置したりしている。近年はライフセーバーが常駐するところも増えている。 また、海水浴シーズンの前には必ず保健所による水質検査が行われ、一定基準以上の大腸菌群が検出された場合には閉鎖される。これは、大腸菌自体に害があることを必ずしも意味せず、大腸菌が存在するから他の有害な菌も存在する可能性が高いので危険と判断されるのである。 大雨や雷が接近している場合も遊泳禁止となる。
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