日本の法定通貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 16:15 UTC 版)
現在の日本では、日本銀行が発行する日本銀行券、および造幣局が製造し政府が発行する貨幣(硬貨)のみが法定通貨である。日本銀行券は日本銀行法の定めにより無制限の強制通用力が認められているが、補助貨幣的な性格を有する硬貨の強制通用力は、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」により、額面価格の 20 倍まで(一回の使用につき同一金種で20枚まで)に限るものと規定される。 現在発行が停止されほとんど流通していない日本銀行券、硬貨(記念貨幣を含む)も、特に無効とされたものを除き、法的効力は現在一般に流通しているものと全く等しい。 給与の支払いや税金の納付は法令により原則として通貨で行う必要がある。
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