日本の信用組合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 23:40 UTC 版)
詳細は「信用協同組合」および「日本の信用組合一覧」を参照 日本では、信用組合の源流は鎌倉時代からあった無尽講(頼母子講)や、江戸時代の大原幽学の「先祖株組合」や二宮尊徳の「五常講」であったといわれる。明治時代になって、1900年にドイツの制度を手本にした「産業組合法」が設立し、「産業組合」が誕生した。その後、大正時代に行われた「産業組合法」の改正で、中小商工業者のための「市街地信用組合」と、従来の産業組合法の「準市街地信用組合」の二つの信用組合が誕生し、第二次世界大戦後の1949年に「信用協同組合」として統合される。しかし、翌々年の1951年には「信用金庫法」の施行で、市街地信用組合の多くが「信用金庫」に転換し、協同組織性を強く意識した組合のみが「中小企業等協同組合法」に基づく「信用協同組合」(通常、信用組合と呼ばれる)として残った。
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