日本のスクランブル交差点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/12 06:08 UTC 版)
「スクランブル交差点」の記事における「日本のスクランブル交差点」の解説
日本のスクランブル交差点では、案内標識に「歩車分離式」「スクランブル式」「スクランブル信号」などと表記され、標示には交差点の内側方向に伸びる横断歩道が描かれる場合がある。岐阜県では「歩車分離式(スクランブル式)」といった表示板が設置されている交差点も存在する。 渋谷スクランブル交差点は、日本で最大規模のスクランブル交差点で、1回の青信号で多い時には約3000人が通行するといわれる。信号の切り替わりとともに大勢の人々が一斉に歩き出す様子は、その膨大な歩行者の量から、巨大都市・東京を象徴する光景として紹介されることが多く、訪日外国人旅行向けの観光ツアーの日程にも組まれるほどとなっている。 歩行者の安全と渋滞緩和という目的を果たすため、信号機の点滅間隔には、人の歩く速さ(1秒間で1メートル)・車が通りすぎる時間(2秒間で1台)・車1台が占有する道路の長さ(1台あたり6メートル)などを考慮した綿密な計算によって決定されている。 なお近年はスクランブル交差点内にて、斜め横断の自転車が歩行者と衝突する事故が相次いでいることから、交差点によってはスクランブル交差点を歩車分離式(斜め横断が出来ない歩行者専用現示方式)に切り替えるケースもある[要出典]。
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