日本のカントリーエレベーター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 01:31 UTC 版)
「カントリーエレベーター」の記事における「日本のカントリーエレベーター」の解説
1964年、農林水産省がモデル事業としてアメリカ合衆国のカントリーエレベーターに範を取った施設の導入を始めたのがきっかけ。ただし内情はそれまで整備が進められてきた調製後の貯蔵施設を持たない「ライスセンター」の進化版であり、米穀の乾燥、調製、貯蔵の三種の役割を担い農家の労働環境を改善する目的で設置が進められたものである。アメリカ合衆国のカントリーエレベーターが大豆などのマメ類、トウモロコシなど様々な穀物を対象とするのに対して、日本では、転作の麦も対象にする場合もあるものの、コメを主な対象としているのが特徴である。 乾燥方式により、米麦の乾燥後にサイロで貯蔵を行うA方式と、サイロに充填後、サイロ内で乾燥を行うB方式に分類される。
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