日本に対する占領統治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:24 UTC 版)
詳細は「日本の降伏」および「連合国軍占領下の日本」を参照 日本の占領統治においては、南西諸島や小笠原諸島を除いて日本政府を通じた連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)による占領統治が敷かれた。当初、進駐軍による軍政が敷かれる方針であったが、日本政府の反対によって間接統治方式がとられることとなった。GHQの要員は最高司令官ダグラス・マッカーサーを含め、大半がアメリカ人で構成されており、占領統治にはアメリカ政府の意向が強く働いた(イタリア方式)。1952年、日本国との平和条約が発効したことにより、日本本土における占領行政は終了した。占領期間は6年7か月28日に及んだ。南西諸島や小笠原諸島ではその後、自治政府が設置されたものの、アメリカによる統治が続いた。1952年にトカラ列島、1953年に奄美群島、1968年に小笠原諸島、1972年に沖縄県が本土復帰し、占領行政は終了した。 アメリカ合衆国による沖縄統治琉球列島米国軍政府 琉球列島米国民政府 アメリカ施政権下の小笠原諸島
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