日本における階級分け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 17:13 UTC 版)
地形学者、地質学者らにより全国の断層の1000年あたりの平均的なずれの量を調査と評価が行われ、ずれ量によりAからCの階級分けが行われている。活動度A級の活断層が約100、B級の活断層が約750、C級の活断層が約450知られている。しかし、C級の活断層はずれ量が小さい場合は地形による判別が困難であり、実際のC級活断層はもっと多いと考えられている。 断層の階級分けの例分類定義(1000年あたりの平均的なずれの量)例A級活断層1 m以上 10 m未満 国府津-松田断層 (神奈川) 丹那断層 (静岡) 富士川断層 (静岡) 根尾谷断層 (岐阜) 阿寺断層 (岐阜) 跡津川断層 (岐阜) B級活断層10 cm以上 1 m未満 千屋断層 (秋田) 福島断層 (福島) 立川断層 (東京) 有馬-高槻断層 (兵庫) 山崎断層 (兵庫) 五日市断層 (広島) 広島西縁断層 (広島) C級活断層1 cm以上 10 cm未満 深溝断層 (愛知) 郷村断層 (京都) 己斐断層 (広島) 鳥取断層 (鳥取)
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