日本における外来種として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 04:46 UTC 版)
「コンビクトシクリッド」の記事における「日本における外来種として」の解説
日本では1990年に沖縄県で初めて確認された。鑑賞魚の放逐が導入の原因と考えられる。現在では沖縄県の南風原ダムや那覇市内の用水路に定着している。沖縄における野生個体では、一年中繁殖をし成長が早いという特徴が観察されている。この特徴が本種の定着を容易にしたと考えられる。本種の定着による在来種への影響については不明で、本種の移入や飼育を規制する法令は未制定である。 沖縄は冬でもあまり気温が下がらないため、ペットショップで販売されている熱帯魚が容易に自然水域に定着してしまう。実際に本種以外にも、グッピー、ナイルティラピア、マダラロリカリアといった数多くの熱帯魚が外来種として繁殖しており、在来の生態系を脅かしていると考えられている。
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