日本における「蜑家」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 14:43 UTC 版)
中国の「蜑」、「蜑家」という語、あるいは「蜑女」という表記を用いて、「あま」と読み、日本の漁民や海女を指す例が近世の文書に見られる。例えば、『南総里見八犬伝』に、「蜑家舟」と書いて「あまぶね」と読む語が登場する。 また、近代から近世にかけて家船と呼ばれる船上で生活する者たちがいた。漁業を営み、本拠とする海域の中で、陸上に住む者と物々交換などの交易しながら生活していた。昭和40年ごろまで存在したが、現在では見られなくなっている。
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