日本における「砂漠」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 13:49 UTC 版)
日本で砂漠がつく地名が国土地理院発行の地図に記載されているのは、伊豆大島の三原山山麓にある「裏砂漠」「奥山砂漠」の2か所のみである。火山岩に覆われて植生が少なく、風景が荒涼としているものの、島全体に降雨は多く厳密な意味での砂漠ではない。広大な砂礫地として知られる鳥取砂丘も砂漠と地形がよく似ているが、あくまで温帯湿潤気候下で降水量は豊富である。風で絶えず砂が動くために植物が生えにくいが、砂丘の景観を維持するためボランティアによる除草が行われているほどである。
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