日本での義務化遅れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 03:18 UTC 版)
TPMSは米国だけでなく、2012年では欧州で義務化が決定され、2013年には韓国でも義務化され、 こうした国への日本車もTPMSを標準装備している。ただし、日本では義務化が遅れている。 日本では、輸入車はもちろん、国産車でも車種によってはTPMSを装置している車種もある。2019年7月現在、日本自動車連盟(JAF)が「タイヤのパンクによる出動件数が10年前に比べて約10万件増加した。」と発表している一方、国土交通省自動車局技術政策課は「日本でTPMS義務化の動きはあるのか?」との問い合わせに対して「義務化の時期の見通しなどはなく、現在事故実態の検証や有識者の意見を集めながら検討中である。」と三十年来の答えをしている。 米国と欧州での法制化を受けて、国際連合でもTPMSに関する多国間協定が進められた(UNECE-Regulation No. 64 / 「応急用予備走行装置及びタイヤ空気圧監視装置に係る協定規則」(第64号))。
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