日本での公開をめぐる動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 19:58 UTC 版)
「ザ・コーヴ」の記事における「日本での公開をめぐる動き」の解説
日本では2009年の第22回東京国際映画祭で披露されたが、太地町関係者から抗議があったため公開されたのは一晩だけであった。日本の配給会社アンプラグドは当初2010年4月に公開予定であったが一部人物の顔にモザイクをかける、町関係者に配慮したテロップを入れるなどの修正をするため公開は延期された。 2010年3月6日に立教大学で上映会が行われることが計画されていたが、太地町民から大学に映画に対して肖像権等の侵害で訴えを起こそうとしていると伝えられたため、立教大学は法的係争中にあるものは放映するべきではないとして中止した。6月17日には明治大学で映画に出演したリック・オバリーを迎え上映会とティーチ・インが行われる予定が中止となったとしているが、明治大学の広報担当者は、施設利用については突然申し込まれたため貸し出せない状況であり、上映については許可していないと説明している。 2010年4月、横田基地の司令官であるフランク・エピッチ大佐は本作を基地内の映画館で上映することを禁止した。基地の広報官によれば、基地の映画館で上映することで、基地がこの映画を支持していると見られる可能性があるためとしている。これを受けてシホヨス監督は、基地にこの映画のDVDを無料で100枚進呈すると述べた。
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