日本での「グラン・ブルー・ジェネラシオン」
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「グラン・ブルー (映画)」の記事における「日本での「グラン・ブルー・ジェネラシオン」」の解説
日本では20世紀フォックスが配給を手がけ、『グレート・ブルー』として1988年8月20日に東宝洋画系にて公開された。公開当時のキャッチ・コピーは「海には、多くの秘密がある。」。しかし同時期公開のヒット作の多くに興行面で苦戦してしまい、メイン上映館であった日劇プラザは2週間、新宿プラザ劇場は1週間で打ち切りとなる。 その後フランスでの盛り上がりが伝わるにつれ、口コミで話題となり、1989年4月にセルビデオが発売されると、六本木WAVEビデオ部門で1位となるなど、折からのカルト映画ブームもあり『グレート・ブルー』人気が熱気を帯びていく。 当時キリン・シーグラムから発売されたウイスキー「HIPS」のCMにはジャン・レノ、マルク・デュレの2人が劇中のエンゾ、ロベルト兄弟のイメージをそのままに起用され、業界での注目度も高かった。 その「HIPS」が冠スポンサーとなり、1992年6月20日には『グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版』がシネセゾン渋谷で独占公開。配給は日本ヘラルド映画。ミニシアターでの興行ではあるが、連日立ち見が出るほどの盛況となり、それ以降も全国で順次公開された。 2010年8月7日から『グラン・ブルー完全版 〜デジタル・レストア・バージョン〜』が角川映画配給により角川シネマ新宿などで日本公開され、同年9月24日に同バージョンのBlu-ray Discが発売された。
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