旗振り通信の再現実験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 04:42 UTC 版)
1981年(昭和56年)12月、西宮市在住の会社員が中心となって、大阪市堂島と岡山市京橋との間に25の中継点を設定し、旗振り通信が再現された。スモッグによる視界不良を原因とする中断を挟みつつ、約167kmを2時間17分かかって通信、10番目の中継点である明石市金ヶ崎山と終点の岡山市京橋との間では内容が正確に伝えられた。ちなみに、これに先立って同年8月に行われたテストは通信が途切れる、伝達すべき数字が大きく狂うといったトラブルが生じ、失敗に終わった。その後1984年(昭和59年)と1991年(平成3年)にテレビ番組が再現実験を行い、放映された。
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