旅客線がほぼ非電化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 11:50 UTC 版)
島根県 - 電化路線は山陰本線の西出雲駅(後藤総合車両所出雲支所)以東の区間、一畑電車のみで、その他JR線は非電化。 鳥取県 - 電化路線は伯備線、山陰本線の伯耆大山駅以西の区間、境線の米子駅 - 後藤駅間のみで、私鉄、その他JR線は非電化。日ノ丸自動車法勝寺電鉄線が廃線になった1967年から伯備線電化の1982年の間は、電化路線が存在しなかった。なお、鳥取市内の路線が電化されていないため、鳥取市は徳島市と並んで電車が自走しない県庁所在地である。 高知県 - JRの旅客鉄道路線は全線非電化。電化路線はとさでん交通のみ。現存する電化線は軌道法準拠の路線(=路面電車)のみであるが、過去には地方鉄道法準拠の電化路線である土佐電気鉄道安芸線が存在した。 参考 宮崎県 - 幹線級の日豊本線と日南線・宮崎空港線の南宮崎駅 - 宮崎空港駅間の電化が完了しているが、1974年の日豊本線南宮崎電化まで電化路線が一切存在しなかった。沖縄県には戦前に電車が存在し、徳島県に未だ電化路線がないため、電車が走ったのは全国で46番目と最も遅かった。なお、かつて存在した宮崎交通線では旅客列車では珍しい蓄電池機関車・電車を使用しており、電化以前に蓄電池式の旅客列車を走らせた点は特筆される。
※この「旅客線がほぼ非電化」の解説は、「鉄道の電化」の解説の一部です。
「旅客線がほぼ非電化」を含む「鉄道の電化」の記事については、「鉄道の電化」の概要を参照ください。
- 旅客線がほぼ非電化のページへのリンク