施設の廃止と売却とは? わかりやすく解説

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施設の廃止と売却

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:57 UTC 版)

グリーンピア」の記事における「施設の廃止と売却」の解説

グリーンピア公共施設として設置運営されてきた経緯照らし地域周辺自然環境保全雇用確保を図る等の観点から、売却にあたって公共的公益的施設として引き続き利用できるようできるだけ一括して施設所在地自治体譲渡し、それが進まない場合には民間譲渡するという方針の下で進められた。 年金資金運用基金は、グリーンピア施設所在地自治体払い下げた。グリーンピア指宿のみ所在地鹿児島県本店を置く新日本科学譲渡したグリーンピア土佐横浪については所在地須崎市譲渡後に市が民間企業譲渡している(経緯は#グリーンピアと高知県参照)。 2005年平成17年12月グリーンピア三木兵庫県三木市)の譲渡により、全13施設譲渡完了した譲渡条件として公共利用することと10年間の転売禁止課せられていたが、2017年平成27年5月時点条件全て解禁されている。 年金保険料を原資として建設整備されグリーンピア損失額は全体で3,682億円にのぼり、80億円の建設費をかけた施設を3億円で売却した事例もあった。グリーンピア建設費は全施設で1,914億円にのぼり、その売却総額はわずか約48億円であった。 翌2006年平成18年4月1日に同基金廃止され同日付で新設され年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF) が年金積立金管理運用業務継承している。

※この「施設の廃止と売却」の解説は、「グリーンピア」の解説の一部です。
「施設の廃止と売却」を含む「グリーンピア」の記事については、「グリーンピア」の概要を参照ください。

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