新規参入拡大期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 17:01 UTC 版)
「VA線ストリッパー」の記事における「新規参入拡大期」の解説
1999年にLOBTEX(ロブテックス)がΦ1.6×2心・3心&Φ2.0×2心専用品を横ハンドルタイプでMCCと同一機構にて新規発売。 2001年にVICTOR(花園工具)がΦ1.6×2心・3心&Φ2.0×2心専用品を新規発売。 VICTORは、MCC商品が上刃と下刃が電線被覆の外形部で同一直線上位置となり、実際に電線被覆を切断すると上刃と下刃が切断された被覆中央部において、上下刃の位置が微妙にズレて被覆の軸線方向にズレた分の切れ残し部があり、それが被覆を引抜く時に余分な操作力が必要となる原因であると分析した。これを解決するために、上刃が被覆に切込む軌道を、MCCの切込み位置よりもっと前から斜めに切込み、被覆の切断中央部において上刃と下刃が同一線上に合致する様な改良(特許 第3971572号)を加えた。それにより、被覆切断が完全に行われる線種が増え操作力を低減することが出来た。基本方式はMCCの機構を採用しているが、レバー比を良くする為と頭部を小型化するために4節リンク機構方式を3節リンク方式とし、操作ハンドルを電線に対して直角方向のピストル型として意匠的にも差別化した。工具の仕様はMCCと同じで、続けて発売された2サイズで4線種に対応となる。
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