新美術館の建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 04:53 UTC 版)
「ワルシャワ近代美術館」の記事における「新美術館の建設」の解説
2006年、新美術館のデザインをめぐって国際コンペが行われた。109点の応募があり、その中からスイスの建築家クリスチャン・ケレツのものが選ばれた。 敷地は3万平方メートル、2012年から2016年にかけて、マルシャウコフスカ通り沿いにあるパレード広場の北側(元は市場があった)に完成予定だった。 2008年4月、ワルシャワ市長ハンナ・グロンキエビッチ・ワルツ(英語版)とクリスチャン・ケレツが契約書にサイン。しかし同年夏、ワルシャワ市は館内のプログラムとプロジェクトの変更を決定。その結果、建設計画は大幅な変更を強いられ、スケジュールの長期延長も避けられなくなった。新館の新しいコンセプトは2010年夏に発表。2012年5月、市はクリスチャン・ケレツとの契約を白紙に戻した。 同時にむこう3年間、一時的に美術館本館をパンスカ通りに置くことも決定された。 新美術館はニューヨークに拠点を置くトーマス・ファイファー&パートナーズのデザインで、2022年10月に完成予定、12月にオープン予定である。
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