新映画運動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 07:03 UTC 版)
1960年代に入るとキューバ革命フランスのヌーヴェルヴァーグやイタリアのネオレアリズモの影響により、ラテンアメリカ映画の新時代が始まった。リオデジャネイロの若者の間に興った映画運動であるシネマ・ノーヴォは、三期に分けられ、それぞれ1960年からブラジル・クーデタ勃発の1964年までが第一期、1964年から軍政令第五号発令の1968年までが第二期、1968年からシネマ・ノーヴォ終焉の1972年までが第三期となる。シネマ・ノーヴォ運動からは、ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス監督の『乾いた生活』(1963)、『わたしが食べたフランス人』(1970)、ルイ・ゲーハ監督の『銃』(1963)、『神々と死者』(1970)、グラウベル・ローシャ監督の『太陽の地の神と悪魔』(1964)、『狂乱の大地』(1967)、『アントニオ・ダス・モルテス』、パウロ・セーザル・サラセニ監督の『挑戦』(1965)、グスターヴォ・ダリ監督の『勇ましい勇士』、ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督の『マクナイーマ』(1969)などが製作された。 詳細は「シネマ・ノーヴォ」を参照
※この「新映画運動」の解説は、「ブラジルの映画」の解説の一部です。
「新映画運動」を含む「ブラジルの映画」の記事については、「ブラジルの映画」の概要を参照ください。
- 新映画運動のページへのリンク