新オスマン語(Yeni Osmanlıca)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 05:27 UTC 版)
「オスマン語」の記事における「新オスマン語(Yeni Osmanlıca)」の解説
19世紀半ばから20世紀初頭まで使われた変種。新聞や小説等の近代的な媒体の登場により成立した。古典期に比べ文体は簡略化され、徐々に口語の表現に近付けていく努力が行われた。また、フランス語を初めとする多くの外来語がオスマン語に取り入れられた。現代トルコ語とほぼ同一の文法・語法を持っており現在のトルコ共和国の1940年代以前生まれの世代の日常語に近い言語であるが、アタテュルクはこれをも不充分とし更なる言語純化運動を推進、現代トルコ語を成立させた。
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