斜線型 日本語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 14:58 UTC 版)
曲線型に似ているが、通常鉤括弧のある位置に置かれる。JIS X 0208:1997規格票附属書4表5(47ページ、参考であり規格の一部ではない)ではダブルクォート(“ ”、JIS X 0208における日本語名称は「ダブル引用符」)の縦書き字形として示されている。JIS X 4051の附属書表でも同様である。JIS X 0213では別途収録されているため、このような扱いはされない。新聞記事では、鉤括弧(「 」)中の二重引用や、二重鉤括弧(『 』)中の三重の引用に用いるとされる。語句の強調、注意喚起、比喩、造語にも使われる。使用する文字をJIS X 0208の範囲に限定する場合には、英語式と同様のダブルクォートで代用する。JIS X 0213には鉤括弧の位置のものが収録されているが、始め・終わり(開き・閉じ、オコシ・ウケ)とも上に置く横書き専用のものも使われる。 ダブルミニュート、ひげカッコ、ちょんちょんカッコ、ちょんちょん、ノノカギなど、さまざまに呼ばれる。 形Unicode(十進)JIS X 0213文字参照名称〝□□〟U+301D (12317) , U+301F (12319) 1-13-64, 1-13-65 〝 〟〝 〟 (始め・終わり)ダブルミニュートReversed Double Prime Quotation Mark / Low Double Prime Quotation Mark 〝□□〞U+301D (12317) , U+301E (12318) 1-13-64, -- 〝 〞〝 〞 Reversed Double Prime Quotation Mark / Double Prime Quotation Mark ※ NHKテレビのニュース字幕では、変則的なダブルクォート(“ „)を用いている。
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