文書の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/23 02:41 UTC 版)
「Web Content Accessibility Guidelines」の記事における「文書の経緯」の解説
最初のWCAG 2.0の概念提案は2001年1月25日に公開された。その翌年に、アクセシビリティの専門家や障害者コミュニティのメンバーからのフィードバックを求めることを目的とした新バージョンが公開された。2006年4月27日に「最終草案(Last Call Working Draft)」が公開された。多くの修正が必要とされたため、2007年5月17日にWCAG 2.0は再び概念提案として公表され、続いて2007年12月11日に2回目の「最終草案」が公開された。2008年4月にこのガイドラインは「勧告候補」となり、 2008年11月3日に同ガイドラインが「勧告案(Proposed Recommendation)」となった。WCAG 2.0は2008年12月11日にW3C勧告として公開された。 WCAG 1.0チェックポイントとWCAG 2.0達成基準の比較は利用可能である。 2012年10月、WCAG 2.0は「ISO/IEC 40500:2012」のISO標準として国際標準化機構に承認された。 2014年初頭に、WCAG 2.0のレベルAおよびレベルAAの達成基準が、ETSIによって公開されたヨーロッパ規格EN 301 549の9.2項(「ウェブコンテンツ要件」)に参照として組み込まれた。EN 301 549は、欧州委員会が欧州の標準化3団体(CEN、CENELEC、ETSI)に与えた命令に対応して作られたもので、ICT製品およびサービスに関する最初のヨーロッパ規格である。
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