文明の生態史観とは? わかりやすく解説

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文明の生態史観

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 13:14 UTC 版)

文明の生態史観』(ぶんめいのせいたいしかん)は、1957年(昭和32年)に『中央公論』に発表された梅棹忠夫の論考。『知的生産の技術』と共に梅棹の代表作。1967年(昭和42年)に中央公論社から叢書版が出版され、1974年(昭和49年)に中公文庫から文庫版が出版され、1998年(平成10年)に同文庫の改版が出版された。また1989年(平成元年)に『梅棹忠夫著作集』〈第5巻〉に、2002年(平成14年)に中公クラシックスに収録された。


注釈

  1. ^ 小松左京の推薦文は以下の通り:
    『文明の生態史観』は、戦後提出された最も重要な「世界史モデル」の一つであろう。それは、これまで東と西、アジア対ヨーロッパという、慣習的な座標軸の中に捉えられてきた世界史に革命的といっていいほどの新しい視野をもたらした。この視野によって複雑に対立し、からみ合う世界の各地域の文明が、はじめてその「生きた現実」の多様性を保ったまま、統一的に整理される手がかりが与えられたといっていい。
     発表後数年を経てなお色あせぬのみか、将来、一層みのり多い成果が、この視野からもたらされるであろうと期待される。 — 小松左京『文明の生態史観』文庫版改版、カバー裏

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