井上光貞による日本文化論の特徴
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「日本人論」の記事における「井上光貞による日本文化論の特徴」の解説
1979年版の和辻哲郎『風土』岩波文庫 ISBN 4-00-331442-5 の解説の中で、井上光貞は日本文化論を次の3つに分類して例をあげ考察している。 他文化との比較の中で、日本文化を位置づける試み。 和辻哲郎『風土』、梅棹忠夫『文明の生態史観序説』、エドウィン・O・ライシャワー『日本歴史の特異性』、中根千枝『家族の構造』 インド・中国・ヨーロッパなど、時代時代の中心国から文化を摂取する、その「仕方」を考察することで、日本文化を理解しようとする試み。 津田左右吉『支那思想と日本』、中村元『東洋人の思惟方法』 「漢意が影響するより以前の時代」の、あるいは「外来文化の影響を受ける度合いが比較的少ない地域」の 日本を考察・観察することによって日本文化を理解しようとする試み。 本居宣長、柳田國男
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